流域災害研究センターへようこそ

Welcome to Research Center for Fluvial and Coastal Disasters

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防災研究所は平成17年4月1日に改組しました.

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流域災害研究センターは5つの研究領域から構成されています.

以下には,それぞれの研究領域の概略説明を示します.各領域のページへは,それぞれの領域名をクリックしてください.

流砂災害研究領域(Sedimentation Disaster)

(旧水災害研究部門土砂流出災害研究分野)

流域の土砂生産流出現象を個々の現象としてだけではなく,流砂系全体の現象として捉え,流域一貫した土砂動態の解明と予測手法の開発を推進する.また,地球温暖化が流域の土砂動態に及ぼす影響についても検討する.さらに,河川生態系と土砂移動現象との関係についても焦点を当てて研究を進める.このような研究を通して,山地,河川,海岸,都市における様々な流砂災害の防止軽減策の開発,流砂系全体を通して治水と環境の両面に関して適切な土砂環境を創造する手法および土砂移動を制御する手法の開発を行うとともに,長期的に見た流域の土砂環境の変化などについて検討する.



都市耐水研究領域(Urban Flood Control)

(旧水災害研究部門都市耐水研究分野)

大都市を含む都市流域を主な対象として,洪水,高潮などの外水や内水域の豪雨,あるいはそれらの重畳による都市水害の発生機構を解明するとともに,大規模な地下街や地下鉄網に代表される高度に多層化した都市構造,ヒートアイランド現象などの都市環境の変化が水災害に及ぼす影響を考察する.また様々な氾濫事象について,外力から水害の発生・拡がりまでの一連の流れを連続的に解析できる都市水害モデルを開発する.さらに,避難や救助も含めた都市水害の防止・軽減策の立案と評価など,都市の防災・減災システムの研究も推進する.



河川防災システム研究領域(River Disaster Prevention System)

(旧災害観測実験センター災害水象観測実験領域)

河川防災システム研究領域では,河川の上流から河口域まで流域一貫した防災システムの構築を目指して,豪雨による河川災害や土砂災害などの被害の防止軽減に関する研究を,河川生態環境や景観等,好ましい河川の保全・再生・創成に関する研究とともに進めている.また,地震・地すべり・津波・高潮などと複合・連鎖的に発生する河川災害への対策やリアルタイムの河川防災に関する情報を収集・発信し,災害を防止軽減するシステムの構築に関する研究も行っている.さらに,災害の調査,洪水と土砂移動等の観測を行い,基礎的実験や水理模型実験・数値シミュレーションをこれらと結びつけて行うことにより,河川災害や土砂災害の発生機構の解明に努めている.

  1. 河川災害・土砂災害の発生機構と被害の防止・軽減策に関する研究
  2. 水制等の水理構造物による河川災害の防止技術の開発
  3. 堤防等の河川防災施設の強度評価法と維持管理手法の開発に関する研究
  4. 自然と調和し、生態環境に配慮した河川設計法に関する研究
  5. 複合・連鎖型河川災害の発生機構と被害の防止・軽減に関する研究
  6. リアルタイム河川防災情報システムの構築
  7. 洪水・土砂災害に関する調査研究


沿岸域土砂環境研究領域(Coastal Sedimentary Environment)

(旧災害観測実験センター土砂環境観測実験領域)

流砂系の一翼を担う河口域および浅海沿岸域の土砂動態を的確に評価し,多様な生態系と調和した親水空間の安全性確保の方策を考究するために,水面変動や浸透流による未固結堆積物の不安定化,侵食,重力流れ,異状堆積等の災害過程をはじめ,干潟や塩性湿地等の水際地形の形成過程,粒状媒質による消波・貯留機能および海底境界過程の研究を行う.



流域圏観測研究領域(Field Research Section for Fluvial and Coastal Hazards)

(旧災害観測実験センター 穂高砂防観測所,白浜海象観測所,大潟波浪観測所,潮岬風力実験所)

気象・流域水象・海象をシステムとして捉えるための大気・陸面・海洋の相互作用の重点観測研究と継続観測とを実施する.これらの観測事実に基づき,流域・海岸域における流体災害の発生機構の実現象を究明するとともに,災害外力,災害環境を記述する新たな数理モデルを展開し,流体災害を予測するための数値解析システムを構築する.研究の中期目標としては,気象海象フィールドステーションによる台風・高潮・集中豪雨予測のための大気・流域・海洋結合モデルの構築と適用性の検証,穂高フィールドステーションにおける土砂・雨水流出,森林生態系,気象,水質,地殻変動の総合観測,および研究領域プロジェクトとして,流域・海岸域における水・熱循環と物質輸送を再現するための結合モデルの開発を行う.


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