3月22-23日に、東京工芸大学中野キャンパスで、第10回南アジアおよびインドシナにおける自然環境と人間活動に関する研究集会 -インド亜大陸東部・インドシナの自然災害と人間活動-」を、東京工芸大学風工学研究拠点の共同研究 「発展途上国の竜巻の発生環境、強風被害評価及び被害軽減に関する研究」の一環として、開催しました。
主催は東京工芸大学風工学研究拠点、京都大学防災研究所、 共催は京都大学東南アジア研究所、京都大学融合チーム研究プログラム、首都大学東京、奈良女子大学文学部です。 代表者の浅田晴久氏の趣旨説明のあと、14件の一般発表がありました(プログラム参照) 。南アジアとインドシナの自然環境、気象災害の人間活動に対する影響を議論しました。 参加者は、主催および共催の研究機関のほかに、香川大学教育学部、高知大学理学部、常葉大学教育学部、 神戸学院大学人文学部、京都学園大学 バイオ環境学部、東京大学生産技術研究所、東京大学大学院工学系研究科、 土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センターから参加者がありました。
「平成27年京都大学地球物理学教室同窓会(京大知球会) 講演会」にて 退職記念講演 「風を測る、雨を測る、地上気象観測の課題」を講演しました。
潮岬風力実験所
〒6493502 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬3349-134 MAP
研究テーマ
梶川藍
「インド亜大陸北東部における夏季モンスーン期の降水変動」
阿波﨑たかね
「大気接地層における乱流の統計的性状と組織的乱流輸送過程について」
山田幸彦
「三重県尾鷲市周辺における降水特性に関する研究」
津島俊介
伊藤宏記
「冬季日本海上で発生したマイソサイクロンの形成過程および発達・維持機構」
康アルム
「インド亜大陸北東部における降水の季節内変動および日変化」
川端康弘
「地表付近における強風の空間構造と運動量輸送に関する研究」
隈部康晴
「台風内部の対流活動の非対称性に関する研究」
山根悠介
「バングラデシュにおけるシビアローカルストームの気候学的特性と発生環境に関する研究」
玉井恭平
「二重目構造をともなう台風の三次元シミュレーション」
津島俊介
「バングラディシュとその周辺における雲システムの特徴について」
玉置真也
「CPEA-Ⅱ期間における西スマトラ州の局地循環と対流活動に伴う日変化」
水島彰宏
「沿岸域におけるバルク係数の観測的研究」
隈部智晴
「台風の眼の二重構造に関する研究」
手嶋あかり
「気象環境と伝染病患者の発生パターンに関する研究 ~バングラデシュの下痢疾患を 例として~」
山根悠介
「バングラデシュにおける竜巻の気候学的特徴と発生時の大気環境場の特徴について」
筆保弘徳
"Studies on the Meso-β-Scale Pressure Dip within the Tropical Cyclone"